コテングコウモリ (Murina ussuriensis)
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頭胴長:50mm前後 - 秋田県秋田市 標高約140m 外灯
飛翔中に何らかのトラブルがあったのか(?)、外灯下の橋欄干下に静止していた。日中は樹洞ほか広葉樹の枯葉や群葉内などを隠れ家にし、夕方ころから活発に飛翔、昆虫類を補食する。場所によっては稀少種のようで、各地でレッドリスト種に名前があがっている。
本種については「ニホンコテングコウモリ(Murina silvatica)」として別種とする見解もあるようだ。
テングコウモリ属の「テング」は、鼻孔が管状に突き出していることから。同属のテングコウモリ(M. hilgendorfi)と似ているが、一回り小型であることや体毛が黄茶褐色(テングコウモリは灰褐色)になることなどから区別できる。3枚目に比較画像も掲載する。
左が掲載個体のコテングコウモリ、右が過去に撮影したテングコウモリ。テングコウモリのほうは灰色っぽい体色で白銀光沢の長毛がまばらに生えている。
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