ミヤマツノカメムシ (Acanthosoma spinicolle)
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体長:13~16mm - 秋田県央内陸部 標高約400m ライトトラップ
小楯板を囲むように赤くなる色彩が特徴で、以前掲載のツノアカツノカメムシ(A. haemorrhoidale)によく似ているが、こちらのほうがやや細身で前胸背側角の張り出しは弱い。腹部結合板の各節境界部が黒く暗化することも識別点になるようだ(ツノアカツノは黒くならない)。
秋田県では低山地から樹林限界付近まで山地に幅広く生息しているが、灯火にはそれほど飛来しない。
※ 2008.8月上旬 由利本荘市(鳥海山)alt.1050m
ミヤマハンノキ、シラカンバ、ナナカマド、クロミサンザシがホストとして知られている。
※ 2006.11月上旬 青森県黒石市alt.200m
秋田県産の♂画像が見つからなかった…。♂の生殖節後縁は短く突出する。
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