エゾヒゲナガハナノミ (Anchycteis brunneicornis)
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体長:10~11mm/実測約11.3mm - 秋田県秋田市 標高約175m ライトトラップ
小雨のなかでのライトトラップで白布が濡れてしまった。本来ならボツ画像だが…灯火に飛来するのをほとんど見ない種なので掲載する。ナガハナノミの仲間ではクリイロヒゲナガハナノミ(Pseudoepilichas niponicus)が灯火常連種で、ほかの種の飛来は多くない。
本種は山間で7月ころに見られ、林道沿いの細流付近など水辺近くの草本からよく得られる。
あまりに画質がアレなので標本画像も載せておく。基本型は黒褐色らしいが見たことがない。というか♀を採ったことがない…。
小あごひげの比較。保育社甲虫II によるとエゾヒゲナガハナノミは「小あごひげの末端節は斧形で先端はまるまる」とあった。単独では斧形がどうなのかわからなかったのでエダヒゲナガハナノミ(Epilichas flabellatus)と比べてみた。エダのほうは「小あごひげの末端節は長三角形」となっている。
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