フトキクスイモドキカミキリ (Asaperda silvicultrix)
Large-size @ ImageClick
体長:6~9mm/実測8.5mm付近 - 秋田県央内陸部 標高約400m ライトトラップ
山間部でのライトトラップに飛来した。局地的分布を示す珍しいカミキリで、ライトトラップには2013年以来2度目の飛来だった。2013年飛来の個体は県初として月刊むしNo.535に記録されている。
山地に生息するようで、採集される樹種はクリ、ハルニレ、シナノキなどが知られる。樹冠部から得られることが多いそうだ。
キクスイモドキカミキリ種群の標本。(左)当個体、(中)2013年県初記録の個体、(右)キクスイモドキカミキリ。東北産のキクスイモドキカミキリ(A. rufipes)は本種とよく似ているため比較画像を作ってみた。キクスイモドキカミキリ掲載ページの個体がより似ているが、脚や触角が赤褐色になることから概ね区別できるのではと思っている。
Comments (0)