フタトゲムギカスミカメ (Stenodema calcarata)

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灯火に飛来したフタトゲムギカスミカメ

体長:6.8~8mm - 秋田県央内陸部 標高約400m ライトトラップ

山間部でのライトトラップに飛来した。

イネホソミドリカスミカメ(Trigonotylus caelestialiumと混同していたこともあったが、後腿節の先端側に大小2本の突起があることで容易に同定できる。和名のフタトゲもこの突起からと思われる。

イネ科の多い草地などに普通に見られるが、灯火にはそれほど頻繁には飛来しない。成虫越冬で秋~翌春までの個体は淡褐色になる。活動し吸汁することで徐々に緑色に変化していく。