シオヤアブ (Promachus yesonicus)

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ライトトラップに飛来したシオヤアブ(雄個体)

体長:23~30mm - 秋田県秋田市 標高約50m ライトトラップ

里山環境でのライトトラップに飛来した。

日当たりの良い環境にみられる大型のムシヒキアブで、草原や明るい草地のような場所での灯火にはときどき飛来する。♂の腹部末端には白い毛束があり、これを塩に見立てて「塩屋虻」と命名されているそうだ。

 

ライトトラップに飛来したシオヤアブ(雌個体)

同日に飛来した♀個体。腹部は黒色で黄色毛が帯状になっている。一見トラフムシヒキ(Astochia virgatipesに似るが、胸部斑紋や腹部末端形状、より大型であることなどから容易に区別できる。

 

シオヤアブ(雌個体)

※ 2007.7月中旬 由利本荘市alt.430m

日中に撮影した♀個体。

飛翔中の昆虫を補食するハンターで、トンボやチョウ、ハチ、コガネムシ類など、やや大きめの昆虫でも捕食することがある。

 

by Nak@管理人 | 2021年3月14日 | Category: 双翅目 | Tags: ,