フトハサミツノカメムシ (Acanthosoma crassicaudum)
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体長:17~18mm - 秋田県央内陸部 標高約400m ライトトラップ
ハサミツノか?セアカツノか?と覗きこんで驚いた…初見のフトハサミツノカメムシが飛来していた。ツノカメムシ科のなかでは珍しい種とされている。
♂はこの太いハサミが特徴。イヌザクラやソメイヨシノなどのバラ科に寄生するそうだ。
※ 2016.5月上旬 秋田市alt.140m
外灯下で初遭遇した。灯火下では上記2011年のライトトラップ以来5年ぶり。今年(2016年)はスイーピングでも1♂を得ている(桜で知られる公園がある河川敷のドロノキから)。残念ながら♀は未見。(未見と書いた一週間後に♀個体を得たので以下に掲載する)
※ 2016.5月下旬 県央内陸alt.400m
初見の♀個体。ホストではないバッコヤナギからネットインした。同属のセアカツノカメムシ(A.denticaudum)に似るが、小楯板が赤みを帯びず結合板の黒条が各節後部のみになる点などから区別できる(セアカツノカメムシの結合板黒条は前端後端にある)。
※ 2016.6月中旬 秋田市alt.175m
ライトトラップにも♀個体が飛来した。今年(2016)は発生数が多い年のようなので、新成虫の時期にホストを狙ってみたい。
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