ヒゲナガカミキリ (Monochamus grandis)

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ヒゲナガカミキリの雄

体長:26~49mm - 秋田県央内陸部 標高約400m ライトトラップ

「ヒゲナガ」と和名にあるとおり、♂の触角が体長の2.5倍~2.8倍と長い。画像の個体で触角長は約12cm。

夜行性で灯火へはよく飛来する。モミなど針葉樹の枯れ木に集まるようだ。

 

ヒゲナガカミキリの雌

♀個体。触角は体長の1.2~1.3倍と短め。

♀の上翅は画像のとおり通常は斑模様になるが、大型個体では♂同様に黒っぽくなることもある。

逆に小型の♂で上翅が斑模様になる個体もいる。雌雄判別は触角の色や長さ、前脚フ節の長毛の有無で容易。

小楯板と前胸背板側部(突起から基部手前まで)が黄色になる特徴があるため近似種と区別できる。

 

ヒゲナガカミキリの雌

♀個体。カミキリらしいかっこいい顔つきをしている。

 

by Nak@管理人 | 2016年3月31日 更新 | Category: 甲虫 | Tags: ,
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