夜間飛行　- 灯火にあつまる秋田県の昆虫 -

ホシウスバカゲロウ （Paraglenurus japonicus）

体長:25～35mm　-　秋田県由利本荘市　標高約35m ライトトラップ

ホシウスバカゲロウの仲間はいくつかの型があることが知られていたが、2021年に5新種が記載され7種に細分化されている。この個体は記載文の検索表から真の｢ホシウスバカゲロウ｣になるようだ。

ほとんどの種が翅の班紋などから同定できると思われるが、新記載種のクロホシウスバカゲロウ（P. melanostictus）は本種と似ていて少し紛らわしい。後翅の黒紋が本種ではやや薄く、クロホシウスバカゲロウではハッキリと明瞭になるなどの違いがあるようだ。

以前このページに掲載していた♀個体は、シロハラホシウスバカゲロウ（P. albiventris）として掲載しなおした。