クロバカスミカメ (Apolygus nigritulus)
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体長:4~4.6mm - 秋田県央内陸部 標高約450m ライトトラップ
触角長や頭部と前胸背の色彩(同様の褐色になる)などから「クロバカスミカメ」と判断した。半翅鞘が黒っぽく全体が暗化しているのは高温期(夏)型で、前記事のヒゲナガクロバカスミカメと似ているが、本種は触角第2節が第1節の3倍長より短い(ヒゲナガクロバは3倍より長い)ことで区別できる。
※ 2016.8月下旬 秋田市alt.170m
成虫で越冬する種で、春や秋の低温期は半翅鞘も含め全体が褐色、暗褐色~暗赤褐色になる。褐色型も掲載しようと思ったが同属他種と区別しきれなかった。触角第2節の長さで判断していいものか…。Apolygus属は絵合わせだけでは難しい。寄主植物はコアカソ、エゾイラクサなどイラクサ科。
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