夜間飛行　- 灯火にあつまる秋田県の昆虫 -

クロバフトヒゲコメツキ/クロバヒゲブトコメツキ （Drapetes abei）

体長:未計測mm　-　秋田県央内陸部　標高約450m ライトトラップ

残念なことに吸虫管ごと突風に飛ばされ川に流された…。よってこの甘ピン画像のみ。本種で間違いないのかは定かでないが、保育社甲虫図鑑III のヒゲブトコメツキ科のページ最下部に｢（注） 本項脱稿後, クロバヒゲブトコメツキ Drapetes abei Nakane　（赤褐色で上翅のみ黒色. 4.2-4.6mm. 本州）｣という記載があった。初見だっただけに今年いちばん心残りの虫となった…。

※ フトヒゲコメツキ亜科になり和名は「クロバフトヒゲコメツキ」に改称となった

※ 2016.7月下旬　県央内陸 alt.450m

3年ぶりに同所でのライトトラップに飛来した。この種が採りたくて夏期に定期的に灯火を出していたが、やっと飛来した。ずいぶん小さな個体で原記載の最低体長ほど（4.2mm付近）。この個体は「月刊むしNo.551」に県初として短報記録した。

※ 2017.8月下旬　県央内陸 alt.450m

2年連続でライトトラップに飛来した。2016年の個体よりやや大きめで6mm弱。すでに鱗粉が付着していたが、今回は飛来時の個体をしっかり撮影できた。

※ 2020年3月11日…画像追加・追記