ウスバカゲロウ (Baliga micans)
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体長:35mm前後 - 秋田県央内陸部 標高約450m ライトトラップ
山間部でのライトトラップに飛来した。
森林帯にふつうに見られる種で、平地~山地まで生息している。ウスバカゲロウ類は灯火によく飛来するが、飛び続けて落ち着くことがほとんどないため撮影するのが難しい。本種もなかなか撮影する機会に恵まれず、これまで掲載できていなかった。
幼虫はアリジゴクと呼ばれるもので、社寺や家屋の床下などのサラサラとした砂地にすり鉢状の巣(蟻地獄)を作る。その巣の底で待ち伏せをしながら、落ちてきたアリや小昆虫などを補食する。
翅が無紋になるウスバカゲロウの仲間では、脚の基節が黄色になるのは本種ということになる(離島を除く)。詳しい見分けかたはクロコウスバカゲロウ (Myrmeleon bore)掲載ページの最下部に書いてある。
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