ウスバカゲロウ (Baliga micans)

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ライトトラップに飛来したウスバカゲロウ

体長:35mm前後 - 秋田県央内陸部 標高約450m ライトトラップ

山間部でのライトトラップに飛来した。

森林帯にふつうに見られる種で、平地~山地まで生息している。ウスバカゲロウ類は灯火によく飛来するが、飛び続けて落ち着くことがほとんどないため撮影するのが難しい。本種もなかなか撮影する機会に恵まれず、これまで掲載できていなかった。

幼虫はアリジゴクと呼ばれるもので、社寺や家屋の床下などのサラサラとした砂地にすり鉢状の巣(蟻地獄)を作る。その巣の底で待ち伏せをしながら、落ちてきたアリや小昆虫などを補食する。

 

ライトトラップ下のウスバカゲロウ

翅が無紋になるウスバカゲロウの仲間では、脚の基節が黄色になるのは本種ということになる(離島を除く)。詳しい見分けかたはクロコウスバカゲロウ (Myrmeleon bore)掲載ページの最下部に書いてある。

 

by Nak@管理人 | 2021年2月6日 | Category: 脈翅 | Tags: ,