ヒメアカハネムシ (Pseudopyrochroa rufula)

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ライトトラップに飛来したヒメアカハネムシ雄個体

体長:実測約9mm - 秋田県男鹿市 標高約160m ライトトラップ

春のライトトラップに飛来した。

アカハネムシ(P. vestiflua)より一回り小さい種で、春~初夏にかけて森林帯にふつうに見られる。灯火には春にときどき飛来する。

上翅が赤いアカハネムシの仲間やニホンベニコメツキ(D. nipponensisなどは、有毒のベニボタル類に擬態することで身を守っていると考えられている。

 

ヒメアカハネムシ標本(頭胸部)

同個体標本(頭胸部拡大)。

本種は上翅のほか前胸背板も赤くなることが多い(黒い個体もいる)。♂個体では複眼間前部が凹む。

 

by Nak@管理人 | 2021年2月17日 更新 | Category: 甲虫 | Tags: ,