キタオオクサカゲロウ (Nineta alpicola)
Large-size @ ImageClick
前翅長:実測24mm - 秋田県央内陸部 標高約450m ライトトラップ
山間部でのライトトラップに飛来した。
前翅長が24mm前後になる大型のクサカゲロウ。本県で見られる緑色のクサカゲロウの中ではもっとも大きい。
同所的に飛来するヒメオオクサカゲロウ(N. vittata)に似るが、本種の前胸背の毛は淡褐色(ヒメは黒~黒褐色)であることや、触角基節比(長さは幅の1.5倍、ヒメは2倍)などから区別できる。また、本種のほうが一まわり大きい。
同属のオオクサカゲロウ(N. itoi)にも似るが、♂の腹端形状や顎髭の3節~末端節の外側に黒褐色班があることで区別できる。
オオクサカゲロウは本州~四国・九州に分布する種で秋田県からの記録は無い。
2022.8月中旬 秋田市alt.175m
別の個体。夏~秋にかけて山沿いでのライトに飛来する。分布は北海道~本州近畿以北。
Comments (0)