チチブニセリンゴカミキリ (Niponostenostola niponensis)

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ライトトラップに飛来したチチブニセリンゴカミキリ(雄)

体長:10~15mm/実測10.2mm - 秋田県央内陸部 標高約400m ライトトラップ

山間部でのライトトラップに飛来した。

日中はオオバボダイジュやシナノキから得られることが多く、広葉樹の伐採木・倒木にも集まる。幼虫の寄主植物は各種広葉樹。個体数は多いがライトには稀に飛来する程度。

前胸背両側の条紋は灰白色、黄色、朱色など色彩変異がある。上翅の微毛も灰色~朱色と変異があり、不明瞭な条紋になる個体などもいる。

 

チチブニセリンゴカミキリ標本(雄)

同個体標本。

ブロイニングカミキリ(Saperda ohbayashii)、セミスジニセリンゴカミキリ(Eumecocera trivittata)、ヒゲナガシラホシカミキリ(E. argyrosticta

上記3種とは色彩パターンの似る個体が見られるため、体型・細部の確認など同定には注意したい。

 

by Nak@管理人 | 2023年2月21日 更新 | Category: 甲虫 | Tags: ,