ヒメハサミツノカメムシ (Acanthosoma forficula)
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体長:14~17mm - 秋田県秋田市 標高約155m ライトトラップ
♀は何度も見ていたが♂は初見で嬉しい飛来だった。本種はアカシデやサワシバなどのシデ類から得られることが多い。同属のハサミツノカメムシ(A.labiduroides)やイシハラハサミツノカメムシ(A.ishiharai)にやや似るが、♂は生殖節のハサミ状突起の形状から比較的かんたんに見分けられるため以下に掲載する。
生殖節ハサミ状突起が「ハ」の字状に広がる点でハサミツノカメムシと区別でき(ハサミツノはほぼ平行)、ハサミ状突起の先端に毛束を持つことでイシハラハサミツノカメムシと区別できる(イシハラハサミツノのハサミ状突起には毛束が無い)。
♀の生殖節は、ほかの2種は弧を描くのに対し本種はほぼ真っすぐで裁断状に見えることから区別しやすい。
※2014.5月下旬 秋田市alt.140m
2009.9月下旬 秋田市alt.140m
外灯に飛来していた♀個体
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