シモフリスズメ (Psilogramma increta)
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開張:110~130mm - 秋田県由利本荘市 標高約30m ライトトラップ
沿岸部でのライトトラップに飛来した。
エゾシモフリスズメ(Meganoton analis scribae)によく似ているが、前翅にある黒スジが本種のほうが細くなっていることなどから区別できる。エゾシモフリスズメは山地に多く、本種は平地寄りに産している。
本種やエゾシモフリスズメ、エビガラスズメ(Agrius convolvuli)は発音すると聞いていたが、このシモフリスズメを手掴みして初めて発音を聞いた。触ると「キュッキュッキュッ」というかんじの音を発する。威嚇音と思われるが、これがなかなか可愛らしい…。
ゴマ科、モクセイ科、シソ科、クマツヅラ科、コバノハグサ科、ノウゼンカズラ科などが食餌植物として記録されている。暖地性になるのか秋田県ではそれほど多くは見られない。
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