カタアカジョウカイモドキ (Omineus humeralis)
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体長:3.3~5.4mm/実測4.3mm - 秋田県由利本荘市 標高約145m ライトトラップ
初夏のライトトラップに飛来した。
上翅肩部は赤くないが、同日に赤い個体(画像3左)も飛来したため同種ではないかと思われる。本州からモミカタアカジョウカイモドキ(O. toyoshimai)という種が記載されているが、形態がわからず同定する資料がないため考慮しなかった。
個体数は少ないとされている種で、灯火にも数えるほどしか飛来したことはない。秋田県では「秋田自然史研究77.(2020)」に沼田によって正式に記録されている。
同個体標本(腹面)。
腹部中央に黄色い部分があるが、これが何なのかよくわからなかった。♂個体の何かだろか…。
標本。左:肩部の赤い個体(4.5mm) 右:掲載個体(4.3mm)
左の個体の腹部には黄色い部分などはなく単純だった。上翅肩部の色や腹部の形状などが雌雄差なのかは不明…。本種は和名にジョウカイモドキとあり見た目も似ているが、ジョウカイモドキ科ではなくホソキカワムシ科となっている。
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