夜間飛行　- 灯火にあつまる秋田県の昆虫 -

ヒゲブトコバエ / クロメマトイ（Cryptochetum nipponense）

体長:約3mm　-　秋田県男鹿市　標高約205m ライトトラップ

春のライトトラップに飛来した。

山道などで目の周りにまとわりつく小さなハエの一種。ヒゲブトコバエ科のヒゲブトコバエ（クロメマトイ）と思われる。目の周りにまとわりつく小バエは何種かあって、それらを総称して｢メマトイ｣と呼ばれている。しばらく目に入ったまま不快な思いをしたことがあった…。

ヒゲブトコバエ科の幼虫はカイガラムシに寄生することが知られており、本種の幼虫はオオワラジカイガラムシ（Drosicha corpulenta）に寄生する。