夜間飛行　- 灯火にあつまる秋田県の昆虫 -

フタボシツチカメムシ（Adomerus rotundus）

体長:実測5.8mm　-　秋田県秋田市　標高約175m ライトトラップ

山麓部でのライトトラップに飛来した。

半翅鞘革質部に一対の白紋があるツチカメムシ（ミツボシツチカメムシ属）の一種。♂と♀で大きさが異なり♂は小さい。この個体は♀で、灯火には♀のみが飛来する。

同個体標本（♀）。

同属のミツボシツチカメムシ（A. triguttulus）に似るが、本種の小楯板先端は白くならない。ヒメオドリコソウやメハジキなどにつくようだ。