ウスタビガ (Rhodinia fugax)

 Large-size @ ImageClick

ウスタビガ(雄)

開張:♂75~90/♀80~110mm - 秋田県秋田市 標高約140m 外灯

秋田では10月1週目あたり(山地)~11月(平地)に発生する大型蛾。ヤママユガ科の最終走者だ。

夜間に灯火で見かけるのはほぼ♀で、♂は明け方から活発に飛翔する。これは♂個体。

大型蛾のなかでは自分がもっとも好きな蛾で、特に♀の毛並みやお尻のぷにぷに感に魅了されている…。

 

ウスタビガ(雌)

こちらが♀。♂の体色は明暗の個体差がけっこうあるが♀は黄色系で安定している。

 

ウスタビガ(雌)

まれに暗色部の多い♀個体も。

 

ウスタビガ

幼虫は緑系のツートンカラーで、刺激を与えると「キーキーキー」と発音する。

なかなか可愛らしいので飼育もオススメできる(大食いではあるが…)。ヤマカマスと呼ばれる鮮緑色の繭も美しい。

幼虫の食餌植物はブナ科、バラ科、ニレ科ほか。飼育はナラ類やクリの葉が手に入りやすく育てやすい。

 

by Nak@管理人 | 2016年4月12日 更新 | Category: 鱗翅 | Tags: , ,
ヒメヤママユ
ニホンアナグマ
ウスタビガ♂