アカエゾゼミ (Lyristes flammatus)
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全長:57~67mm - 秋田県南内陸部 標高約285m 外灯
エゾゼミ(L.japonicus)に似るが、翅を含めた色彩や前翅の暗色紋が2つ(エゾゼミは4つ)であることなどから区別できる。秋田県では主に内陸部の低山地~山地に見られ、上流河川沿いや渓谷付近の広葉樹林内に生息する。全国的に産地は局地的。この個体は腹部背面まで橙色になるアドニス型(var.adonis)で通常型より少ない。
※ 2010.8月中旬 県央内陸alt.400m
この個体は腹部背面が縁部分のみ橙色がかる中間型に近い通常型。胸部も含め全体が橙色になるコンコロール型(var.concolor)という変異もあるが、より少ないようで見たことがない。
本種の色彩やミンミンゼミ(Hyalessa maculaticollis)の緑色型、ツクツクボウシ(Meimuna opalifera)の金粉をまとったような新鮮な個体は思わず見入ってしまう。
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