シンジュキノカワガ (Eligma narcissus)

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シンジュキノカワガ

開張:67~77mm - 秋田県由利本荘市 標高約30m ライトトラップ

中国原産の偶産蛾で、低気圧などの自然現象で日本に飛来するそうだ。本種とはこれが3度目の遭遇(すべて沿岸地域)。秋田県ではこれまで記録は少なかったらしいが、今年(2013年)は幼虫を含め複数個体が採集されている。

 

シンジュキノカワガ

北海道や東北で見られる本種は、中国から西日本~九州に飛来した個体が食樹であるシンジュ(ニワウルシ)で二次発生し飛んで来ていると考えられているそうだ。ずいぶん長距離を移動する種だ。ライトに飛んでくる姿はひらひら~としていて如何にも風に乗りそうな雰囲気はある。

後翅は鮮やかな橙黄色をしており外縁は黒く縁取られたなかに青色の綺麗な紋がある。

 

by Nak@管理人 | 2020年12月12日 更新 | Category: 鱗翅 | Tags: ,