ニホンナガハナノミダマシ (Eurypogon japonicus)

 Large-size @ ImageClick

ニホンナガハナノミダマシ

体長:3.6~5.3mm - 秋田県央内陸部 標高約400m ライトトラップ

ニホンナガハナノミダマシの♀個体と思われる。初見時は、やや体幅があることからハバビロナガハナノミダマシ(Eurypogon brevipennisと迷ったが、ハバビロのほうは♂個体でも明らかに幅広の体型をしており、両種を目にしたことがあれば間違えることはない。

 

ニホンナガハナノミダマシ(雄)

これがニホンナガハナノミダマシの♂個体。体型は♀に比べて細く触角はやや長め。本種の♂個体は前胸背側縁の中央部が抉れる。

♂️はハバビロよりもホソナガハナノミダマシ(E.ocularis)に酷似していて判別が難しいが、複眼が前胸背板前縁より側方にはみ出さないことで区別できる(ホソ♂️のほうは複眼がより大きく側方にはみ出す)。

 

ニホンナガハナノミダマシ(雌)

2017年に飛来した♀個体。灯火へは5月下旬ころから7月くらいにかけて雌雄ともによく飛来している。

 

※ 2018年2月5日…画像追加・追記

 

by Nak@管理人 | 2019年2月1日 更新 | Category: 甲虫 | Tags: ,
ムネアカセンチコガネ
アトモンマルケシカミキリ
ニホンナガハナノミダマシ
シロマダラ