ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ (Hydaticus conspersus)

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ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ(雄)

体長:17mm前後 - 秋田県沿岸南部 標高約100m ライトトラップ

分布は東北~関東のほか、京都、滋賀でも記録がある。どこでも個体数は少なく局地分布の希少ゲンゴロウ。環境省レッドリスト(2012)では絶滅危惧IB類(EN)、本県レッドリストでも準絶滅危惧種(最新は不明)となっている。秋田県ではこの地域周辺だけに記録があるようで、秋田自然史研究No.33(1996, 秋田県のゲンゴロウ類)、秋田自然史研究No.58(2010, 2報)に記録されている。

 

ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ(雄)

この日は溜池群まで行ってゲンゴロウ類の飛来を狙うか、移動が面倒なためヒメカマキリが多産している当地で灯火を出すか…悩みに悩んで後者を選択。ゲンゴロウ類はあきらめたつもりが結果は吉と出た。わからんもんだ…。

 

ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ(雄)

水に入れて撮影してみた。個体よって斑紋に変異はあるが綺麗な色彩をしている。

 

by Nak@管理人 | 2019年2月4日 更新 | Category: 甲虫 | Tags: ,