ハマダラハルカ (Haruka elegans)
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体長:9mm前後 - 秋田県秋田市 標高約140m 外灯
外灯下の壁にとまっていたが灯りに誘引されたのかは不明。晴天の日中によく飛び回るため休んでいた個体かもしれない。産地での個体数は少なくないが、早春の短い期間に発生するため目につきにくい種と思われる。
ハルカ科は日本では「ハマダラハルカ」1種のみで世界でも本種を含めて3属3種しか知られていない。幼虫はネムノキ朽木の樹皮下で育つとされているが、ネムノキが生育していない環境でも見られるため、ほかの植物も利用するのかもしれない。分布は本州、四国、九州。
※ 2016.4月中旬 同所
2016年に撮影した個体。やはり灯火飛来というよりは壁にとまっていただけのように思われる。腹部形状からこちらが♂個体のようだ。
※ 2018.5月上旬 大仙市 alt.35m
日中の画像も掲載。日当たりのよいスギの樹皮で交尾していたハマダラハルカのペア。ここのスギ林周辺ではたくさんの個体が飛び回っていた。秋田県では4月中旬~5月上旬ころに多く見られる。
※ 2020年4月2日…画像4枚目(日中に撮影の画像)を追加掲載
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