アカネズミ (Apodemus speciosus)
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頭胴長:120~135mm/尾長100~120mm - 秋田県央内陸部 標高約185m ライトトラップ
背後からちょこまかと走ってきて次々と小昆虫を補食していた。やばい虫が…でもかわいいような…。
種の同定で同属のヒメネズミ(A.argenteus)と迷ったが、全体の大きさと頭胴長に対する後足長のバランスを見てアカネズミ(A.speciosus)と判断した。軍手をして掴んでみたが、やや手からはみ出すサイズで鳴くことはなかった。ヒメネズミは捕まえるとよく鳴くそうだ。
「つかまえた♪」の絵1
「つかまえた♪」の絵2
わりと手(前足)を器用に使っていた。なんとなく癒やされる思いでしばし眺める…。
少し大きめの蛾はためらってしまうチューさん(※ 以下チューさん)。
チューさん…左のおでこはケガか?。
すっかりライトトラップに馴染むチューさん。21時ころにやってきて撤収する23時過ぎまで活発に…。
チューさん帰るよ。
※ 種名について
色や形の違いなどから島ごとに亜種分けする考えもあるようで、この場合、本州・四国・九州に分布するのはホンドアカネズミ(A.s.speciosus)となるそうだ。
※ 同定は下記pdfや文献を参考にした(間違いがあればご指摘いただけるとありがたいです)
・哺乳類科学Vol. 55(2015)No. 1 p. 59-65「地表棲小型哺乳類生態調査への自動撮影センサーカメラ使用法の検討」(報告文内「種同定の検討」の項)
・ リス・ネズミハンドブック(文一総合出版, 2015)
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