オオクロコガネ (Pedinotrichia parallela)
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体長:17~25mm - 秋田県秋田市 標高約40m 外灯
真夏の外灯に飛来していた。
クロコガネ(Nigrotrichia kiotoensis)にやや似ているが、本種のほうが背面の光沢が鈍く頭楯も幅広いことなどから区別できる。幼虫はサツマイモやサトイモなどの農作物を加害するため農業害虫として知られている。成虫は樹葉上で目にすることが多く、この近辺ではサクラ類に多かった。
同地区でのライトトラップに飛来した個体。ここではたくさんの汚れた個体が飛来した。クロコガネ類は灯火にはめったに飛来しないがオオクロコガネはよく飛来する。
普通種ながら秋田県では昨年までリスト漏れしていたそうだ。標本箱を探してみたら10数年前のものが出てきたので、単に見逃されていたパターンと思われる。
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