チビイッカクの一種 (Mecynotarsus sp.)
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体長:2.5mm前後 - 秋田県由利本荘市 標高約5m HIDライトトラップ
海浜でのライトトラップに飛来した。ツノボソイッカク(ツノボソチビイッカク Mecynotarsus niponicus)かニセツノボソチビイッカク(M.forticornis)かわからなかったため「チビイッカクの一種」とした。
2011年に「ニセツノボソチビイッカク Mecynotarsus antennalis Hashimoto & Sakai, 2011」として記載されたものは M.forticornis の新参シノニムとして現在は整理されている。「Mecynotarsus antennalis」の記載論文を読むと、ツノボソイッカクとされるものは全体が黒くなる種で、この掲載個体のようなタイプはニセツノボソチビイッカクのようであった。英語論文のため詳細まではわからなかったが…。
イッカクと名にあるとおり、この仲間は角状にのびる前胸背が特徴。
横から撮影。秋田県の海浜でみられるイッカク亜科の仲間では、以前掲載したクロモンイッカク(Notoxus trinotatus)と本種が多く見られる。
被災地の海浜で蛹粉ベイトトラップする機会があって、この類がいっぱい入った・・・(´・ω・`)
++ by micromyu ++ 2014年6月6日 8:29 PM
そうそうサナギ粉のPTによく落ちるよね。
サナギ粉と酢酸とカルピス原液の三種でPTをかけたときにサナギ粉のやつにたくさん落ちてた。
そのまましばらくサナギ粉マットで飼育したけど、よく潜ってるのか
ぷつぷつ小さい穴ができるくらいでつまらんかったな…。
++ by snowstyle ++ 2014年6月6日 11:04 PM