チビイッカクの一種 (Mecynotarsus sp.)

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チビイッカクの一種

体長:2.5mm前後 - 秋田県由利本荘市 標高約5m HIDライトトラップ

海浜でのライトトラップに飛来した。ツノボソイッカク(ツノボソチビイッカク Mecynotarsus niponicus)かニセツノボソチビイッカク(M.forticornis)かわからなかったため「チビイッカクの一種」とした。

2011年に「ニセツノボソチビイッカク Mecynotarsus antennalis Hashimoto & Sakai, 2011」として記載されたものは M.forticornis の新参シノニムとして現在は整理されている。「Mecynotarsus antennalis」の記載論文を読むと、ツノボソイッカクとされるものは全体が黒くなる種で、この掲載個体のようなタイプはニセツノボソチビイッカクのようであった。英語論文のため詳細まではわからなかったが…。

 

チビイッカクの一種

イッカクと名にあるとおり、この仲間は角状にのびる前胸背が特徴。

 

チビイッカクの一種

横から撮影。秋田県の海浜でみられるイッカク亜科の仲間では、以前掲載したクロモンイッカク(Notoxus trinotatusと本種が多く見られる。

 

by Nak@管理人 | 2020年4月24日 更新 | Category: 甲虫 | Tags: ,




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