タテジマカミキリ (Aulaconotus pachypezoides)
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体長:17~24mm - 秋田県秋田市 標高約140m 外灯
山麓部の外灯に飛来していた。
灯火に飛来するとは聞いていたが灯火下では初遭遇だった。秋田県では主に森林帯のハリギリ(センノキ)から得られるが多くはない。寄主植物はハリギリのほかカクレミノ、ヤツデなどのウコギ科で、成虫はそれらの樹皮や葉を後食する。
夏に羽脱した新成虫は寄主植物やその周辺植物にボート状の溝をつくり越冬することが知られているが、東北地方などの寒冷地では、寄主植物内で越冬し翌春材外に出るとされている。
伏せるかのように触角を前に伸ばしているが、越冬時や寄主植物上でも同様の体勢でとまっている。意外と樹皮と同化していて目立たない。
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