ビロウドツリアブ (Bombylius major)
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体長:8~12mm - 秋田県男鹿市 標高約160m ライトトラップ
林道沿いでのライトトラップに飛来した。春に発生するツリアブ科の仲間で、林緑の日当たりのいい場所などにふつうに見られる。早春から見られるため虫に携わってる人にとっては季節を感じる昆虫の一つだ。
訪花吸蜜するが、ホバリングがひじょうに上手で、飛翔したまま吸蜜することもできる。そのような姿が上から吊られているように見えることに「ツリアブ」の語源があるそうだ。
この長い口吻があるため飛翔したまま吸蜜することができる。ふさふさの毛と丸っこいかわいらしい体型が特徴。複眼が接しているのが♂で離れているのが♀。掲載画像は♂個体。
灯火飛来した本種を初めて見たが、コロナ禍でやることがなく、例年に比べ春にライトトラップをやる機会が多かったことが要因と思われる。
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