ホソマキバサシガメ (Arbela tabida)

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ライトトラップに飛来したホソマキバサシガメ(雌個体)

体長:5.8~6.4mm/実測♂6mm♀6.7mm - 秋田県央内陸部 標高約450m ライトトラップ

山間部でのライトトラップに飛来した。

細く華奢なマキバサシガメの仲間で、秋田県では山麓帯〜山地帯に生息している。上流河川沿いや湖沼周辺などの林床付近で目にすることが多い。

ここの周辺では何度も見ていたがライトトラップには初飛来だった。

 

ホソマキバサシガメ(雌個体)

※ 2012.9月上旬 秋田市alt.145m

基本的に多い種ではないものの、生息地と新成虫の時期(秋田では8月中旬~9月)などを把握していれば再現性高くみつけられる。

これまで本種を得た植物は、チゴユリ、ササ類、ほかにはツル性植物が絡まった灌木(ブッシュ)など。日本原色カメムシ図鑑第3巻では「とくにシダ類のイノデから…」とも書かれていた。水辺付近の林床などが生息環境と思われる。

 

ホソマキバサシガメ標本(雄個体)

♂個体の標本。♂は後脚脛節の基部が膨らむ。

山間部の豪雪地にも産することから、より北のほうにも広く分布する種なのかもしれない。