ヤマトヌスミクモバチ (Ceropales shizukoae)
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体長:7mm程度/実測7mm前後 - 秋田県秋田市 標高約5m ライトトラップ
海浜でのライトトラップに飛来した。
本属の仲間はすべて托卵寄生性で、ほかのクモバチが狩ったクモの書肺(肺嚢)に産卵。運搬中や育室に運び込まれた直後に隙を見て卵を産みつけるそうだ。寄主はその後に産卵し営巣を続けるが、本種の幼虫が先に孵化→寄主の卵を食べる→クモ本体を食べる、という過程を経て成長する。
以前はベッコウバチ科でヤマトヌスミベッコウの和名だったが、ベッコウバチ科はクモバチ科として分類整理し直され、現在の標準和名はヤマトヌスミクモバチとなっている。
海浜砂丘など砂地に生息する種のようだ。
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