アオバアリガタハネカクシ (Paederus fuscipes)
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体長:6.5~7mm程度/実測6.5mm - 秋田県秋田市 標高約5m ライトトラップ
海浜隣接地でのライトトラップに飛来した。
赤褐色と青黒の特徴的な色彩をしたハネカクシの一種。本種を含むPaederus属のハネカクシは、体液中にペデリンという毒物質を持つため、この体液に触れると水疱を伴う線状皮膚炎を起こす。目に入ると失明の可能性もあるんだとか…。
綺麗な色彩で目を惹くが、迂闊に触ってはいけない虫の一つ。
同個体標本。
アリのような体型から「アリガタハネカクシ」の和名になっている。夏のライトによく飛来するが、山地より平地のほうに個体数が多い。
灯火下では本種のほか、キイロゲンセイ、カミキリモドキ類、ハチ類、ドクガなどに注意している。
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