夜間飛行　- 灯火にあつまる秋田県の昆虫 -

モンスズメバチ （Vespa crabro）

体長:働き蜂21～28mm/女王28～30mm　秋田県由利本荘市　標高約590m ライトトラップ

キイロスズメバチ（V．simillima）と似るが、中胸小楯板の色が黒く腹部の斑紋が波打つことで区別できる。この標高で7月中旬という時期と大きさ（約30mm）などから女王蜂と思われる。

スズメバチ類のなかでは夜間でも活発なほうで、ライトには多数の個体が飛来することもある。秋田県では平地～山地まで生息しブナ帯付近でもっとも多い。攻撃性は高い。