オオクロカミキリ (Megasemum quadricostulatum)
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体長:14~29mm - 秋田県央内陸部 標高約450m ライトトラップ
針葉樹をホストにする種でマツ科などの立枯れや倒木上に見られる。発生期は盛夏の7月~8月、♀は灯火にもよく飛来する。♂は稀でこれまで未見だったが2019年のライトトラップに初めて飛来した(↓ 画像)。
形態はツシマムナクボカミキリ(Cephalallus unicolor)と似るが、本種のほうが体幅が広く厚みがあり上翅端が丸くなることで区別できる(ツシマムナクボカミキリの上翅端は内角が尖る)。
※ 2019.7月下旬 秋田市 alt.175m
ライトトラップに飛来した♂個体。残念ながら片側の触角は切れていたが♂はまったくの初見で嬉しい飛来だった。♀の色彩は黒~黒褐色、♂は褐色になる。国内の分布は北海道、本州、四国、九州。
※ 2020年4月1日…♂個体の画像追加
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