サカハチチョウ (Araschnia burejana)

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サカハチチョウ(春型)

開張:50mm前後 - 秋田県由利本荘市 標高約80m ライトトラップ

初夏のライトトラップに飛来した。

低地の林縁から山間部までふつうに見られる蝶で、とくに渓流沿いの林道などに多い。年2化で春と夏に発生。春型と夏型では翅表の模様が別種かと思うほど異なっている(画像2枚目に夏型個体を掲載)。

タテハチョウ科はわりと灯火に飛来するが、本種の飛来は初めてだった。

 

サカハチチョウ(夏型)

※ 2005.8月中旬 仙北市alt.200m

日中に撮影したサカハチチョウの夏型。翅表の白帯が逆さにした「八」に見えることが和名の由来となっている。食草はイラクサ科のコアカソ、イラクサ類など。

 

by Nak@管理人 | 2021年1月27日 | Category: 鱗翅 | Tags: ,