トウヨウウスバキトビケラ (Limnephilus orientalis)

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ライトトラップに飛来したトウヨウウスバキトビケラ

体長:15mm前後 - 秋田県秋田市 標高約175m ライトトラップ

初秋のライトトラップに飛来した。

エグリトビケラ科キリバネトビケラ属の種で、この仲間は初夏に羽化した成虫がその後に夏眠し秋になるとまた活動を始めると考えられている。灯火には6月ころと8月下旬以降に飛来するパターンが多い。

本属中では最もふつうに見られる種の一つ。幼虫は溜池や湿地などの止水に生息する。斑紋変異が多くニセウスバキトビケラ(L. alienus)に酷似する個体があるため交尾器による同定が確実なようだ。

(参考文献:田中,2015. 秋田県のトビケラ目分布資料4. 秋田自然史研究(67):52. )

 

by Nak@管理人 | 2021年2月22日 | Category: トビケラ目 | Tags: