オオチャイロナガカメムシ (Neolethaeus assamensis)
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体長:実測♂9mm内外/♀10mm内外 - 秋田県男鹿市 標高約80m ライトトラップ
草原環境でのライトトラップに飛来した。
暗色の前翅に黄白色点紋のあるナガカメムシの仲間。チャイロナガカメムシ(Neolethaeus dallasi)などの近似種とは、体長が一回り大きいことや触角の色彩パターンなどから区別できる。秋田県では沿岸地域に生息しており、内陸や山間部では見たことはない。暖地性種と思われる。
表徴の雌雄差は少ないながら、♂のほうがやや小さめで体型が細くなる。1枚目の画像が♀でこちらが♂。
林内の落葉層や草本根際などのほか灌木上などで目にすることも多く、産地では灯火にもよく飛来する。ふつう種ではあるものの秋田県での生息地は多くはない。
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