マダラバッタ (Aiolopus thalassinus)

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ライトトラップに飛来したマダラバッタ(雄)

体長(翅端まで):♂27~31mm/♀34~35mm - 秋田県男鹿市 標高約80m ライトトラップ

草原環境でのライトトラップに飛来した。

海岸や河原近くの半裸地環境に多い種で、本州では8月ころから成虫が発生する。この夜に飛んできたバッタ類はすべて本種だった。南方系のバッタのようで秋田県では見られる環境が限られる。

 

翅が長いことや、後脚脛節が黒、青、赤の斑になるのが特徴。

 

ライトトラップに飛来したマダラバッタ(背面と脛節拡大)

※ 2020年8月中旬 秋田市alt.50m

他所で飛来した個体。ここは海岸や河原からは離れているが半裸地の荒れ地環境だった。

小窓に後脛節の拡大画像を配置した。基部の淡色部のあとが、黒(主に内側)、水色のような青、赤(内側に少し黒)の順になっている。この色彩が和名「マダラ」の由来になっている。

 

ライトトラップにやってきたマダラバッタ幼虫

幼虫も灯火にきていた。成虫は褐色型ばかりだったが幼虫は緑色だった。切れている触角は成虫になるときに再生するのだろうか…。

 

by Nak@管理人 | 2021年2月28日 更新 | Category: 直翅 | Tags: , ,