ヒメギス (Eobiana subtropica)
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体長:♂18~26mm/♀17~27mm - 秋田県秋田市 標高約50m ライトトラップ
里山環境でのライトトラップに飛来した。
平地~山地まで生息し、主に湿った草地などに見られる。イブキヒメギス(E. japonica)によく似るが、前翅端はイブキヒメギスほど丸くはならない。長翅型の前翅端は丸みを帯びるが、ヒメギス属で長翅型が出現するのは本種のみのため区別できる。前胸後縁に淡色ラインがあるのも本種の特徴と思われる。
汚褐色の個体で胸部の淡色ラインが見えにくかったため尾端も確認した。
※ 2010.8月下旬 由利本荘市alt.590m
ライトトラップ下で撮影した緑色型の♀個体。キリギリスにもやや似るが、暗色で一回り小型であることから区別は易しい。和名も小型のキリギリスの意味から「ヒメギス」となっている。
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