ゲンゴロウ (Cybister chinensis)
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体長:34~42mm - 秋田県央内陸部 標高約400m ライトトラップ
日本最大のゲンゴロウ。ほかのゲンゴロウ類との区別から「オオゲン」「ナミゲン」などと呼ばれることもある。秋田県では池沼、湿地、水田などでそこそこふつう見られるが、近年各地で個体数を減らしているようで環境省レッドリスト(2020)では絶滅危惧II類に指定されている。
この画像は♀個体で、前脚には♂のような吸盤はなく上翅の光沢も鈍い。
※ 2016.6月上旬 由利本荘市alt.90m
ライトトラップに飛来した♂個体。♂の前脚には吸盤がある。♀に比べ上翅は滑らかで光沢が強い。
ガムシとのコラボ。飛来したゲンゴロウを観察していたら自然とこの状態になったので撮影した。
本種は「Cybister japonicus (Sharp, 1873) 」として記載されていたが、後に「Cybister chinensis Motschulsky, 1854」のシノニムであるとされ学名は変更となっている。
※ 2016.6.14 画像追加+追記
※ 2021.2.28 記事修正
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