クロスジチャイロコガネ (Sericania fuscolineata fulgida)

 Large-size @ ImageClick

クロスジチャイロコガネ

体長:8~11.5mm/実測9mm強 - 秋田県央内陸部 標高約185m ライトトラップ

チャイロコガネ属の同定は難しいが、各特徴と分布、交尾器などからクロスジチャイロコガネとした。成虫の発生期は5月~7月で、日中はヤマハンノキやトネリコなどの若芽を後食するそうだ。以前「ツヤチャイロコガネ(Sericania fulgida fulgida)」と呼ばれていたのは本種のことだ。

 

クロスジチャイロコガネ(雄)交尾器

♂の交尾器。左側片の基部突起「腎臓型」、右側片の基部突起「杖状型」中央突起「瘤状型」。

上記形状と分布で絞るとクロスジチャイロコガネしか残らなかった。検索表でも本種に落ちるが、腹部の色彩などは個体差があり総合的に見る必要がある。♀は難しいようだ…。

 

by Nak@管理人 | 2019年2月1日 更新 | Category: 甲虫 | Tags: ,
エゾツノカメムシ♀個体
アカバハバビロオオハネカクシ
クロスジチャイロコガネ
クロオオアリ(雄)
タラノキハマダラミバエ