タカチホヘビ (Achalinus spinalis)
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体長:30~60cm - 秋田県秋田市 標高約140m 外灯
外灯下で久しぶりに目にするヘビを見つけた。これが2度目の遭遇になるタカチホヘビだ。地中性で夜行性という生態もあり、見つけにくい珍しいヘビとされている。レッドデータに掲載している県も多く、本県でも情報不足(DD)となっており発見例は少ない。
鱗はビーズ状で、角度によって綺麗な虹色光沢が輝く。同様に夜行性種で”幻のヘビ”と呼ばれるシロマダラがいるが、秋田県では本種のほうが目にする機会は少ないように思われる。
前回遭遇時はミズナラの大木にツタと一緒に絡まっていたので触らなかった。手に乗せるのは今回が初めて。ひじょうに大人しいヘビで噛みつくような仕草はまったくなかった。
正中線上には黒い縦条が走るが、若い暗色の個体ほど目立たないそうだ。この個体の大きさは約40cm。今回は2007年以来9年ぶりの遭遇だったが次はいつになることか…ヘビは大好きというわけではないが、またお目にかかりたいヘビだ。
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