ヒメアオモンツノカメムシ (Elasmostethus rotundus)
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体長:8~9.5mm - 秋田県沿岸南部 標高約520m ライトトラップ
灯火常連のツノカメムシの仲間。まとまって複数個体が飛来することもある。北海道や北東北ではわりと低い場所にも見られるが、基本的には山地のウコギ科に寄生する。この個体は♀。
※ 2016.5月上旬 にかほ市alt.195m
2016年に飛来した♂個体。同属のアオモンツノカメムシ(E.nubilus)に似るが、第7腹節両端の突出が弱く雌雄とも生殖節を超えないことで区別できる(↓画像の赤ライン)。アオモンツノカメムシの第7腹節両端は雌雄とも生殖節を超える。
前胸背板側角の突出は弱くアオモンツノカメムシほど三角状にはならないことも区別点になる。
ヒメアオモンツノカメムシ♂♀生殖節。
ベニモンツノカメムシ類にもよく似ているが、腹部腹面両側部の黒紋を欠くことや、♂の生殖節後縁中央にベニモンツノカメムシ類にある一対の毛束が無いことなどから区別できる。
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